未来を育むおもちゃのバトン(大学との地域連携推進事業)
みのかもおもちゃ病院×中部学院大学(短期大学部幼児教育学科 杉山ゼミ)
興味津々でおもちゃを手に取る女の子。
よくある日常の微笑ましいひとときです。
この女の子が手に取ったおもちゃは、未来の保育士さんたちによって、リメイクされたおもちゃでした。
12月7日みのかも健康プラザ子育て支援課の「にじいろ広場」にて、おもちゃの贈呈式が行われました。
リメイクし、贈呈された木のおもちゃ
このおもちゃたちは、中部学院短期大学の杉山ゼミの学生たちが、みのかもおもちゃ病院のドクターたちの手ほどきで、新品のようにリメイクしたおもちゃたちです。
美濃加茂市は、大学との地域連携推進事業を実施しています。
その窓口となっているのが、ひとづくり課です。
ジュニアリーダーの子どもたちの協力で、「使わなくなった木のおもちゃ」を探し提供していただくところから、このおもちゃのリメイク事業は始まりました。
そして、ひとづくり課からサポートセンターへ1件の問い合わせがありました。
「おもちゃ病院へ、木のおもちゃの修復をお願いできるだろうか??」
答えは「もちろん、大丈夫!!」
そこから、おもちゃ病院と杉山ゼミの学生たちの交流が始まりました。
9月から11月までのゼミの時間を利用して、(交流は2回)学生たちは、おもちゃドクターの指導で、リメイクに取り組みました。
その記録が、この冊子(以下の写真)に綴られています。
学生に対して、おもちゃドクターの指導は、とても真剣でした。
が、世代を超えた交流は、孫とおじいちゃんのようで、とても微笑ましく感じました。
また、おもちゃの贈呈後、よちよち歩きの女の子が、おもちゃを手に取り遊び始めた瞬間、思わず関係者に笑顔が広がりました。
SDGs「12つくる責任・つかう責任」を体現することができたように思います。
今回は、様々な繋がりの中で、おもちゃのリメイクが完了しました。
皆様のご協力に感謝いたします。
ありがとうございました。
☆この記事に関する中部学院大学短期大学部 HP
【第1回】
おもちゃのSDGs活動その1 おもちゃの修理 杉山ゼミナール“木育”
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おもちゃのSDGs活動その2 「ラ・ルーラ」のおもちゃの修理 杉山ゼミナール“木育”
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おもちゃのSDGs活動その3 おもちゃの修理<色付け> 杉山ゼミナール“木育”
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おもちゃのSDGs活動その4 <おもちゃの納品> 杉山ゼミナール“木育”